芦屋のこだわり自然食品店 「いこまや」さん

大阪愛農から野菜などを仕入れて頂いている
兵庫県芦屋市の自然食品店「いこまや」さん。

過去にウイークリーなどで紹介したことがありましたが、
今回改めてお店を訪れました。

阪急芦屋川駅から歩いて数分。
住宅が並ぶ何気ない場所。こんなところにお店があるのかと
半信半疑で進んでいくと・・・

 味のある看板と素朴な佇まいの「いこまや」さんを発見。

表には一枚板の看板が。
「いこまや」さんは元々酒屋のため、現在もこだわりのお酒とワインを
取り扱っているそうです。

入口にはお声掛けを促す張り紙が。
いったい中はどんな感じなのでしょうか？
早速入ってみることに！

店主の井上一夫さんと奥さんの惠波（えなみ）さん。
お二人でこのお店を切り盛りしています。

店主の井上一夫さんに「いこまや」について色々とお伺いしました。
一夫さんは「いこまや」の三代目ですが、
過去に大病を患い、医者からもそんなに長く持たないと宣告されたそうです。
しかしこの時お世話になった主治医の先生のアドバイスを受けたことがきっかけで
これまでの生活習慣や生活態度を改め、体に良い食べ物を摂るようになり、
その結果、病に打ち勝つことができたそうです。

その経験から自分が食して体によかったものや、こだわりの商品などを
人に勧めたいと思い、これまでの酒屋の枠に捉われず、
井上さんがオススメする自然食品を取り扱うようになったそうです。

また井上さんは人と人との関係を大切に考えており、
ただ単に商品を買うのではなく、人とのコミュニケーションがあってこそ
商売だと考えています。

しかし今の世の中では、そういったことが難しく、
人と話をせずに、ただ商品だけを買っていく、
スーパーのような環境が多くなったと危惧しています。

表に張ってあった「初めての方は～」の張り紙は
「いこまや」さんではそういったことを避けるため、
できるだけ人と話をしていきたいという思いからだそうです。

「いこまや」さんの店内。
井上さんが吟味した商品が並べられた店内。
商品の一つ一つに思いがあるため、
できるだけお客様が求めているものに対し、
オススメする商品が違うため、できるだけ会話を大事にしているそうです。

他にもいろんなエピソードや、店主の井上さんの熱い思いなど、
様々なお話をお伺いしましたが、できれば直接「いこまや」さんに
お伺いして、直接井上さんからお話を聞いたほうが、
井上さんの熱い思いや志がきっと伝わってくると思います。

「百聞は一見に如かず」！
ぜひ一度、「いこまや」をお訪ね下さい。

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こだわりの自然食品店「いこまや」
兵庫県芦屋市松ﾉ内町8-2
0797-22-2586
営業時間：9時30分から19時00分
定休日：毎週月曜日と日曜日
阪急芦屋川駅から徒歩約5分


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大阪愛農食品センターでは岸和田市塔原はもちろん、
地元関西の有機野菜をはじめ、無農薬の野菜・果物を
取り扱っております。宅配で日本全国にお届けも可能です。
よければ一度ご購入をご検討下さい。



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真田山マルシェに行ってきました

先週の土曜から開催されている「真田山マルシェ」。
これまで各イベント等にイレギュラーで参加していた朝市ですが、
期間限定で毎週開催するという初の試み。

いったいどんな感じなのでしょうか？

場所はJR玉造駅の近く、真田山公園横のとあるマンションの
一階入口スペースをお借りして開催。

この日は岸和田塔原で採れたほうれん草、小松菜、
種先菜、菊菜といった葉物野菜を中心に、
和歌山、愛媛の晩柑類も販売。

開店と同時に、ご近所の方がたくさん来ていただきました。
有機や無農薬の野菜に興味を持つお母さんの姿も
多く見受けられました。

しかし、この日のマルシェですが
実はアクシデントとの戦いでした。

午前中はとにかく風との戦い！
強風がビュービュー吹き荒れるだけでなく、
突風でテントが吹き飛ばされるアクシデントも！！
何度も突風に煽られながらも頑張りました。

そして少し晴れ間が出てきたと思ったら・・・

かわごえ店長(勝手に任命)の花粉症がひどくなってきました！
花粉症の影響でボーっとし始めるかわごえ店長。
がんばれ！かわごえ店長！！

こんな悪条件の中、追い討ちを掛けるかのごとく
お昼前にはさらに・・・

土砂降りの雨。本当についていません。
仕方なくかわごえ店長と２人でテントの中で雨宿り。

しかし、２時ごろに雨が上がり、再び再開。
すると少しずつですが、お客さんも来ていただきました。

結局、天候に大きく左右されながらも、何とか終了。
次回は天気に恵まれるように、
今からてるてる坊主を作成しないと。

こんなマルシェですが、来週土曜も開催します。
ぜひ遊びに来てください！

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真田山マルシェ＠大阪愛農食品センター

会場：インターフェルティ真田山前特設ブース(大阪市天王寺区)
※真田山公園近く、玉造筋沿い
　詳しくは下記の地図をご覧下さい


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大阪愛農の野菜ポストカード

最近、イベントやマルシェなどに来て頂いた皆さんに
大阪愛農オリジナルのポストカードをプレゼントしているのですが、
今回、特別にそのカードを公開しちゃいます！

こちらがデザインポストカードです。

題して「野菜シリーズ」。
３月はこの時期に大人気の井上正雄さんのセロリです。

ちなみに裏面にはセロリの説明と
生産者さんからのメッセージが。

元気いっぱいの井上正雄さんのお写真も載せています。
このポストカードが欲しい方は、大阪愛農のイベントにお越しください。

ちなみに次回の配布予定は3/24（土）に大阪市天王寺区真田山で開かれる
「真田山マルシェ@大阪愛農食品センター」で配布いたします。

真田山マルシェの詳細はこちら＞＞

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堀田新吾さんの作業風景

今回は大阪の有機の里・岸和田市塔原の生産者、
堀田新吾さんの畑にお邪魔して
農作物の植え付け風景を取材させて頂きました。

この日、愛農高校１年生の作田翔太郎くんが実習に来ていました。
作田くんにじゃがいもの植え付けの方法を教えながらの作業でした。

種芋を植える溝を鍬で掘り起こす新吾さん。

新吾さんが作った溝に種芋を均等に置いていく作田くん。
その種芋の周りに新吾さんの奥さん、寿子さんが肥料を撒いていきます。

こんな感じできれいに種芋を植えつけていきます。

今度は耕運機を使っての畝作り。
先ほど植えつけた種の横を掘り起こして畝にします。

自分よりも力強くて、暴れ牛のような耕運機を乗りこなす新吾さん。
農に携わる方には本当に頭が下がります。

膝下くらいまで深く掘り起こした畝の部分。

今度は畝を鍬で丁寧に整えていきます。
種芋を土で覆い、なだらかに整えます。

作田くんも挑戦。しかし上手く行かないようで、悪戦苦闘中。
しかし立派な畝を作り上げていました。

この後、何度も耕運機を動かしての畝作り。
あの小さな体に、こんなアクティブさと力強さがあるなんて。
とても70歳近くとは思えません。

畑作業も一段落ついたところで、この笑顔。
本当に農業が好きなんだなぁと感じました。

新吾さんの美味しい野菜をこれからも期待しています。

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ケニア紅茶の美味しい飲み方講座in愛農人

神戸のオーガニックレストラン「愛農人」さんで
ケニア紅茶のイベントが開催されました。

今回のイベントは「ケニア紅茶の美味しい飲み方講座」ということで
ケニア紅茶を日本へ輸出しているケニア交友会の
富塚比咲子さんをお招きして、お話をお伺いしました。

まずは知っているようで知らない「ケニア」とケニア紅茶の話。

富塚さんは長年ケニアに在住していたこともあり、
現地の様子やケニア紅茶の栽培畑などを直接見ているので、
紅茶に関する詳しいお話を詳しくお話頂きました。

ケニア紅茶の畑は標高1500m以上のケニア山の麓にあり、
赤道直下にもかかわらず、標高の高さから気温もそんなに高くなく、
世界でも有数の紅茶の栽培に適した気候の地域だそうです。

また畑は、諸外国でよく見られるオーナーによるプランテーション式の運営ではなく
約5000軒もの農家さんがそれぞれ少しずつの面積の茶畑を所有しており、
そこで栽培された茶葉をみんなで出資している集荷場（元々は国営だった）に集めて、
そこから世界各国に販売されるそうです。

また、ケニア紅茶の売上げは直接現地の方の収入となるだけでなく、
収益の一部はケニアの未来のために、地域の小学校へと寄付をされるそうです。

こういった活動を通じて、ケニア紅茶を多く販売することによって
ケニアの経済や地域、教育の発展への一役を担っているのです。

◆◇◆◇　　　◆◇◆◇　　　◆◇◆◇

そしてみなさんお待ちかねの
ケニア紅茶の美味しい飲み方を説明することに。

ケニア紅茶は程よい風味とミルクとの相性がよいため
現地ではよくチャイとして入れられることが多いそうです。

今回は普通のチャイではなく、
現地の方も大好きなスパイスティーを作る事に。
ちなみにスパイス(香辛料)は富塚さんが
実際に良く使うマーケットから購入されたものです。

お鍋にお湯を張り、
そこにスパイス（シナモンとカルダモン、生姜のスライス）を入れ、
香りが引き立つように煮立たせます。
※今回はより味を引き立てるため、生姜を摩り下ろしました。

お湯が沸騰したら一旦火を止めて、ケニア紅茶の茶葉を入れます。
ケニア紅茶の茶葉は小さな粒粒ですが、少しの量でもたっぷりと出ます。
しかし、美味しさを楽しみたいなら多い目の量が良いそうです。

茶葉を入れた後、蓋をして約４分間待ちます。
４分間待った後、お好みで砂糖などを加えた後、
たっぷりの牛乳を入れて、再び火に掛け、かき混ぜると完成！

こちらができたてケニア紅茶のスパイスティー。
ミルクのコクとスパイスの香りや味が程よくマッチ。
飲む前は、生姜を摩り下ろしたので、生姜の香りが強く感じるのでは？
と少々思いましたが、実際はちょうど良い滑らかな口当たりで、
とても美味しかったです。

ちなみにこちらがオーガニックのオレンジシフォンケーキ。
添えているクリームは愛農人さんお手製の豆腐のクリーム。
これがまたケーキに良く合います！

紅茶とデザートを囲んでのだんらんタイム。
みんなで淹れたてのケニア紅茶を味わいながら、
富塚さんにいろんな質問を投げかけます。

今回のナビゲーターである富塚さんですが、
ふとしたきっかけでケニアに興味を持ち、ケニアのために働きたい！という
熱い思いが高まって、ケニア大使館に履歴書を送ったそうです。
しかし待てど暮らせで全く連絡がこないため半ば諦めていたそうですが、
履歴書を送った３年後に、大使館からお仕事の話が届いたそうです。

なんとまあ、気の長い話なんでしょうか。

しかし、その時に頂いた仕事が通訳。
英語が苦手だった富塚さんは出来ないと思い、断ろうとしましたが
当時のスタッフ方に「ケニアが大好きだったら大丈夫！」と
強いプッシュもあって、ケニア大使館で数々の仕事を経て、
ケニア紅茶を取り扱う現在に至るそうです。

他にも面白いエピソードお伺いしたいしましたが、今回はここまで。
ケニア紅茶を飲むときに、今日のお話などを思い出していただければ幸いです。

また愛農人では今後もコラボイベントを企画していきますので、
是非よければ足をお運び下さい。

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